対馬市で旅客船の事故を想定した訓練が行われました。
訓練には、海上保安庁や対馬市、消防など8つの機関から75人が参加しました。壱岐・対馬と博多を結ぶ九州郵船のジェットフォイル「ヴィーナス2」が海洋生物と衝突し、航行不能となったうえ、乗客にけが人が出た想定です。
海保の巡視船でえい航してきたジェットフォイルの中で、負傷者をトリアージしながら応急処置、救急搬送するまでの一連の流れと連携を確認しました。
対馬海上保安部警備救難課・村上大輔課長:
「また関係機関の連携を強化、事故が発生した場合にしっかりと我々が対応できるようにしていきたいと考えています」
対馬海保管内では、2023年にヴィーナス2が高波を受けて一時航行不能になる事故が起きています。