港などでのテロを想定した訓練が、海保や警察など12機関合同で行われました。
訓練は、水際でのテロ防止強化を図るため、海保や県警、消防など12機関で構成する「港湾危機管理コアメンバー」が毎年行っていて、約140人が参加しました。
今年は、国際クルーズ船が松が枝国際ターミナルに着岸したと同時に船内のパソコンに「クルーズ船に爆弾を仕掛けている出港までに爆破させる」との爆破予告が届いたという想定です。
通報を受けた海保と警察が船内に突入。乗員・乗客の避難誘導を行います。その後、不審者の制圧や、爆発物による火災の消火活動など、各機関が連携して手順を確認しました。
長崎海上保安部・本野勝則部長:
「平成13年のアメリカ同時多発テロが契機となっている。相互機関の連携強化と対応能力の向上が目的」
今後も会議を重ね、連携を強化します。