NCCのスポーツプロジェクト「ライジング!2025」の取り組みで、女子選手がベストパフォーマンスを発揮するための講習会が時津町で開かれ、女子バスケットボールクラブ「時津アブレイズ」の小中学生28人のほか、指導者や保護者が参加しました。
講師は、諫早市の立石産婦人科医院に務めるスポーツドクターの小無田明美さん。成長期のアスリートが大事な大会でベストパフォーマンスを発揮するために必要な栄養素や捕食のタイミング、女性アスリートの体調管理などを説明しました。
【JSPO公認スポーツドクター小無田明美 産婦人科医】
「今とても頑張ることは大事なんですけれど、頑張る時には必ずしっかり炭水化物を取って、骨強くして、エストロゲンをしっかり出して、これから先、女性として赤ちゃんが欲しいなと思った時にいつでも出来るような体作りを今のうちからしておくっていうのはとても大事なことです」
産婦人科を受診することで貧血や月経など、女性アスリートならではの悩みの解決につながることも紹介しました。
【質問】「どれくらい睡眠を取れば体が良いコンディションになれるかとかありますか?」
【回答】「人それぞれだと思うんですけど、最低でも8時間。子どもの皆さん、成長期の時は寝ることとても大事、寝てないと成長ホルモン出ませんから、特にバスケットね、今から身長も伸びてもらわないといけないので、午後10時から午前6時まで寝るのが最低かなと思います」
講習後には、子どもの健全な成長や競技力の向上をサポートする保護者も個別に質問しました。
【保護者】「うちの娘は貧血がちょっとあって、だから炭水化物をしっかり、あと睡眠とちゃんと取るように心がけたいと思います」「栄養面は一番サポートしてあげたいなと思いました」
【時津アブレイズ 早水こはる選手(時津2年)】
「前日の食事とか試合の合間の捕食の取り方とかをこれから生かせそうだなと思いました」
【時津アブレイズ 白井友選手(時津中2年)】
「ジュニアウインターという大事な大会も近いので、その大会に向けて食事の面でもっと見直していきたいと思います」