「ながさきスーパーキッズ育成プロジェクト」のスポーツクライミング練習会が開かれ、子どもたちが新たな課題にチャレンジしました。
スポーツクライミングの種目の一つで、ロープを使わず、壁に設定された課題を登る「ボルダリング」。グルーンおおむらで開かれた練習会には、小学生から一般まで24人が参加し、高さ約5メートル、幅約14メートルの壁にある様々な課題に挑みました。
【内田知里さん】
「上にいくと壁がうまく押せないから上に体が上がんない」
大村市立富の原小の内田知里さんと佐世保市立花高小の大野のぞみさんは共に
スーパーキッズ対象の小学4年生です。この日はオレンジの課題に挑戦していますが、なかなかトップホールドまで登ることができません。
そんな中…
年長からボルダリングを始めたスーパーキッズ・長崎市立飽浦小6年の古川拓海くんが同じ課題を見事完登!
【ながさきスーパーキッズ・長崎市立飽浦小6年・古川巧海くん】
「壁を押して立ち上がるところが難しかったです」「すっきりしました」「身長差関係なく遊べるところがいいと思います」
「壁を押して?壁を押して上げた」
完登した古川くんにコツを聞いた内田さんと大野さん。
何度もマットに落ちながらチャレンジし続け1時間以上…。
そしてついにー内田さんが完投!
【大村市立富の原小4年・内田知里さん】
「押す時に縦に壁を押すんじゃなくてこっちに押したらいけました」「うれしかったです」「登れた時とかそういう時にとてもうれしい、楽しいって思う」
惜しくもこの日はクリアできなかった大野さん。
【佐世保市立花高小4年・大野のぞみさん】
「ゴール取れた時に、すごくうれしさが込み上げてきて心の中がうれしさでいっぱいになるので、その感情が好きだから」
次こそは、目指せ完登!ガンバ!!
【ながさきスーパーキッズ・佐々小5年・川口虎徹くん】
「登った後に達成感とかがあるのがやっぱり楽しいんですけど、緊張感があって表彰台とかに上ったら2倍くらいに喜びがあるので、そういうところが魅力かなと思います」
【佐々小4年・川口匠くん】
「登れた時の達成感とかがやっぱりいいですね」
ボルダリングの魅力を話してくれたのは、スーパーキッズで佐々小5年生の川口虎徹くんと弟の匠くん4年生。
兄・虎徹くんと一緒にボルダリングを始めた匠くんですがー
【ながさきスーパーキッズ・佐々小5年・川口虎徹くん】
「教えたりしようとしてるけど、無視したり黙れ黙れって言われるので」
【佐々小4年・川口匠くん】
「うーん、自分でやりたい」】
負けず嫌いでストイックな匠くん、将来が楽しみです!
スーパーキッズらの夢はー
【佐々小4年・川口匠くん】
「大会とかも結構たくさん出て、強くなっていきたいと思います」
【ながさきスーパーキッズ・佐々小5年・川口虎徹くん】
「強い選手にはなりたいけど、傾斜だけに対応するって感じじゃなく、全課題に対応できるような選手になりたいです」
【佐世保市立花高小4年・大野のぞみさん】
「大会で1位を取ったことがないので、1位を取れるような強い選手になりたい」
【ながさきスーパーキッズ・長崎市立飽浦小6年・古川巧海くん】
「日本一の選手になりたいです」
【大村市立富の原小4年・内田知里さん】
「オリンピックには出たい。1位になるかどうかは分かりませんね」