長崎大学は24日、教育学部附属小学校の教諭が飲酒後、自家用車を運転したとして警察の任意の捜査を受けていると発表しました。
下田朋枝アナウンサー:
「任意捜査を受けている教諭は、長崎市内で個人的な友人と共に酒を飲んだあと車を運転したということです」
捜査を受けているのは、長崎大学教育学部附属小学校に勤務する20代の男性教諭です。
大学によりますと教諭は19日(金)の勤務後、長崎市内で友人と飲酒したあと、翌20日(土)に自家用車を運転し、諫早市内の路肩に車を止めて車内で仮眠をとっていたところ、午前4時ごろ、警察の職務質問を受け、呼気検査でアルコールが検知されました。
警察の聞き取りに対し、飲酒運転を認め、大学は自宅待機を命じています。
教諭は、大学の聞き取りに対し、「自宅に帰ろうとしていた」などと話し、校長が直接、教諭と話した際は、深く反省している様子だったということです。
勤務態度については「真面目で優秀な先生だった」としています。学校は今後、保護者向けの説明会を開く予定です。
永安武学長は「本人への厳正な対処はもちろんのこと、大学関係者全員の厳格な法令順守を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」とのコメントを発表しました。