言い返すことが出来ないような強い口調で「うそばっかりつきやがって」などと人格を否定する発言によるパワハラ行為をしたとして、長崎市の職員(61)が懲戒処分を受けました。
4日付で1カ月、減給10分の1の懲戒処分を受けたのは、市民生活部消費者センターの61歳の上席専門官の男性です。
長崎みなとメディカルセンターを運営する市立病院機構に部長級として派遣されていた2023年と2024年の3日間、職員に対し、言い返すことが出来ないような大声で、威圧的、脅迫的に「うそばっかりつきやがって」、「仕事せんもん勝ちやな」「背任行為ぞ」などと人格を否定するような発言をしました。いずれも勤務時間帯に業務内容についての発言だったということです。
去年3月に被害職員が機構に相談し発覚しました。
市の聞き取りに対し、「ついカッとなって言ったかもしれない」と答え、今後は「言葉の選び方に注意すると共に、一呼吸置いて話すことを肝に銘じ、業務に務めたい」と話しているということです。