長崎市の70代の男性が、全国的に増加しているSNS型投資・ロマンス詐欺で約1200万円をだまし取られました。
長崎市に住む無職の70代男性は5月29日ごろ、スマートフォンでユーチューブを視聴中に表示された、投資に関する広告をタッチしました。すると経済評論家の三橋貴明さんをかたるLINEアカウントとつながり、投資家たちのLINEグループへと招待され、株の売買を行うアプリをインストールしました。
その後、男性のアプリに短時間で高額の利益が出たような表示が出たことから男性は取引を正規のものと信じ込み、投資を続けたということです。
しかし、男性がアプリ内の資産を引き出そうとした際、高額な手数料を振り込まされた上、7月10日から9月3日までの間9回にわたり、現金約1190万円をだまし取られました。
現金を振り込んだ後も、投資家から高額な投資話を持ち掛けられ、不安になった男性は9月8日市内の警察署に相談し、事件が発覚しました。
県警はSNS広告を通じた投資話は詐欺を疑うなど注意を呼び掛けています。