長崎市の唐寺で中国盆が始まりました。
中国盆は、華僑の人々にとってのお盆で、福建省出身の人たちの菩提寺・崇福寺には旧暦の7月26日にあたる17日から3日間、県内外から参拝に訪れます。
境内には霊魂がお盆の間くつろげるよう、ミニチュアのリビングや遊技場などが飾られ、買い物を楽しみたい霊へは36枚のお店の絵が並ぶ「ショッピングモール」でもてなします。
参拝者(華僑):
「家族みんな健康で無事に過ごせればということでお参りしています。あとご先祖様に感謝しながらですね、供養という気持ちもこめて」
最終日の19日は、お金に見立てた「金山」「銀山」を焚き上げて先祖をあの世に送ります。