長崎ランタンフェスティバルは残り1週間、18日は期間中2回目、今年は見納めとなる媽祖行列の「菩薩乗せ」が行われました。
媽祖行列は江戸時代、長崎に入港した唐船の船乗りたちが航海安全の女神「媽祖」を唐寺に安置する「菩薩揚げ」と出航の際、再び媽祖を船に乗せる「菩薩乗せ」の一連の行事を再現するものです。
菩薩乗せは、菩薩揚げと反対のコース、中央公園から眼鏡橋、観光通りアーケードなどを通り、湊公園唐人屋敷、孔子廟へと向かいます。
眼鏡橋では祭官の「直庫(てっこ)」が魔を振り払う「直庫踊り」や、媽祖の守護神「順風耳」と「千里眼」が演武を披露し、多くの観客を魅了しました。
大分県から:
「媽祖様も拝めたので今年はいい年になるのではと」
佐世保市から:
「(父)どうだった?楽しかった?(娘)楽しかった」
東京から:
「媽祖行列を見たくて来た」「ぜひまた来たい」
一行は孔子廟へと華やかに練り歩きました。冬の長崎を1万5000個のランタンが彩る長崎ランタンフェスティバルは25日(日)までです。