天皇、皇后両陛下と長女・愛子さまは12日午後、長崎市を訪問し、原爆の犠牲者を追悼されます。
天皇、皇后両陛下と愛子さまは、12日朝、皇居をお発ちになり、羽田空港から特別機で長崎へ向かわれています。両陛下が長崎を訪問されるのは、即位後初めて。愛子さまの長崎訪問は初めてです。
12日は、午後、長崎市の爆心地を訪問され、原爆落下中心地碑に花を供え、原爆の犠牲者を追悼されます。そのあと長崎原爆資料館を視察され、被爆者らと懇談されます。
天皇陛下は2月に65歳の誕生日を迎えられたときの会見で「戦後80年」について触れ、愛子さまにも、「戦争によって亡くなられた方々や、苦難の道を歩まれた方々に心を寄せていってもらいたい」と話されました。
13日は、恵の丘長崎原爆ホームを慰問され入所者と懇談したあと、愛子さまはお一人で帰京されます。両陛下は14日、アルカスSASEBOで開かれる「第40回国民文化祭と第25回全国障害者芸術・文化祭」=「ながさきピース文化祭2025」の開会式に出席し、帰京されます。