長崎大学病院のエアコン設備が故障し、複数の入院患者が体調不良を訴えていることが分かりました。
病院によりますと、今月5日、約650人が入院する14階建ての「病棟・診療棟」のエアコンの大元となる「冷温水器」3台のうち2台が故障しました。老朽化が原因だというこです。
現在は残る1台と予備機で稼働していますが、冷房の効きが弱く、室温は28度から30度ほど。暑さで体調不良を訴える入院患者も出ているということです。
病院では、入院患者に保冷剤を配り、廊下に扇風機を置くなどして対応に当たっていて、「一日でも早く復旧できるよう努めている」としています。
空調設備は、13日(土)に復旧する見通しです。