生徒を丸めたプリントで叩いたとして、佐世保市の県立高校に勤める男性教諭が懲戒処分を受けました。
県教委によりますと、男性教諭は5月30日(金)の午後2時50分ごろ、校内集会で座る姿勢が悪かった生徒に対し、姿勢を正すことを促すため、プリント数枚を丸めて、後ろから首の後ろ付近を1回叩いたということです。
生徒が、その日に他の教職員に相談して発覚し、県教委は9日付で「戒告」の懲戒処分としました。教諭は聞き取りに対し「反省している」「今後、このようなことがないようにしたい」などと話しているということです。
この教諭は去年5月、生徒に対し、配慮に欠ける発言をしたとして今年4月から再発防止のための指導力向上研修を受けていました。