10月に佐世保市など九州各地で開かれる自転車のロードレース大会「マイナビツール・ド・九州2025」を前に、地域の未来について考える探究学習が行われました。
県立佐世保南高校で開かれた探求学習「Locus」です。
「Locus」は、「ツール・ド・九州」の開催地の高校生と地元企業をつなぎ、地域課題を題材に探究学習を行う取り組みです。地元企業や地域の魅力を再発見することを通じて、将来のUターンや、地元就職などにつなげることを目的に、大会スポンサー企業の「マイナビ」が企画しています。
前半は授業に参加した企業の事業内容や、課題解決の事例が紹介され、後半は、生徒たちが「商店街の活性化」や「特産品を使った新商品」などのアイデアを発表し、企業担当者から、アドバイスが送られました。
参加した高校生:
「自分では思いつかなかったようなアドバイスやアイデアをたくさん聞けたので(参考に)探求を深めていけたら」
マイナビ地域事業連携室土山勇さん:
「日々の生活の中での課題や疑問を、探求学習でぶつけながら課題解決していこうとみられたところがとても良かった」
「マイナビツール・ド・九州2025」の佐世保クリテリウムは、させぼ五番街周辺の市街地およそ1.5キロを30周する45キロのコースで争われます。1チーム6人編成で国内外から18チーム108人が参加し、10月10日に開催されます。