10月7日から3日間の「長崎くんち」に向け、稽古に励む踊町を市長らが激励しました。
鈴木長崎市長と長崎伝統芸能振興会の役員らが6カ町を回って激励し、助成金の目録を手渡しました。
新橋町の演し物は「本踊・阿蘭陀万歳」。長崎検番の芸妓衆が演じます。
榎津町は「川船」。船頭による網打ちや根曳衆が船を豪快に引き回す様は圧巻です。
西古川町は「櫓太鼓・本踊」。「櫓太鼓」は江戸時代、長崎で相撲の巡業を仕切っていた西古川町ならではの相撲一色の演し物です。本踊は、長唄「諏訪舞清流晒女」。白い晒(さらし)がすがすがしく諏訪の秋空を泳ぎます。
諏訪町は「龍踊」。「優雅で勇壮に美しく」をテーマに、静と動を織り交ぜながら荒ぶる龍の魂を表現します。
賑町は「大漁万祝恵美須船」。親船と子舟の3隻が、大漁を祝って踊り場狭しと曳き回されます。
新大工町は「詩舞・曳壇尻」。袴姿の舞人が詩吟に合わせて優雅に舞い、全員新人の根曳衆が壇尻を豪快に曳き回します。
踊町はさらに稽古を重ね、本番に臨みます。