海ごみ問題が深刻化する対馬市で、日韓の市民が海岸を清掃しました。
上県町佐護の湊浜で行われた「日韓市民クリーンアップ」には、県立対馬高校の生徒や釜山外国語大学校の学生ら約180人が参加しました。
対馬市では各地の海岸に大量のごみが漂着していて、環境や漁業への影響などが危惧されています。清掃活動は、海ごみ問題に日韓双方で取り組むとともに、両国間の交流促進を図ろうと2003年から行っていて今年で20回目です。
釜山外国語大学校 パク・スビンさん(22):
「うちの国の言葉で書いてるごみも結構いってました。それでショックが大きかった」
県立対馬高校2年・築城ひかりさん(17):
「韓国人の方と一緒にすることでお互いが問題意識を持って今後の生活に生かせるかなって思いました」
約2時間かけてトン袋約20袋分のごみを回収しました。