出島メッセ長崎で開かれた3人制バスケットボール・3x3の大会「TREASURE’25 NAGASAKI3x3GAMES THE7TH」。
県内125チームから約500人が参加し、熱戦を繰り広げました。コートは、通常のバスケットボールのサイズの半分。得点は、スリーポイントラインを指す「アーク」の外側から決めると2点、内側からは1点。より多く得点するか、21点先取で勝利となります。
15歳以下の女子の部で決勝に勝ち残ったのは…「Eeeeeんこ」と「INFINITY」の2チーム。試合開始早々、両チームスピーディーな攻撃で得点を決めます。
その後、「INFINITY」は、アークの外からの2ポイントシュートを2本決め、リードを奪います。しかし、「Eeeeeんこ」の反撃。長崎市立緑が丘中3年の田口が速さを生かした得意のドライブでチームを勢いづけると、6連続ポイントで逆転に成功。そのまま優勝を飾りました。
MVP・緑が丘中3年田口夕奈選手:「めっちゃうれしい。(高校では)点をいっぱい取れる選手になります」
15歳以下男子の決勝は、「Winners」と「TAK2」の対戦。試合時間で決着つかず、先に2ポイントを決めれば勝利となる、時間無制限の延長戦に突入します。
シュート1本で勝利となる2ポイントを狙うか、1ポイントを2本決めるか、戦術が分かれる場面です。ボールを持った「TAK2」がインサイドから、濱本がシュートを沈め、そしてエンドワン。フリースローも沈めて、「TAK2」が栄冠をつかみ取りました。
MVP・長与町立高田中3年濱本毅千代選手:「3年間の最後なので優勝できたので良かった」
他に、シュートコンテストでは予選を勝ち上がった10人が決勝で争いました。男女それぞれ15歳以下の部で林田裕斗選手と松尾怜奈選手が優勝。
優勝した2人は、ゲストとして登場した元日本代表で長崎西高出身の田中大貴選手(33)ら、プロバスケットボール選手と対決するなど、共に汗を流しました。