2月1日、西海市で県中学校バスケットボール新人大会が行われ、中学校や地域クラブから男子31チーム、女子32チームが出場しました。試合は1クオーター8分の4クオーター制で行われ、男女それぞれ上位2チームが今月21日から鹿児島県で行われる全九州春季選手権大会に進みます。
女子決勝は、先月のジュニアウインターカップに県代表として出場し、この大会で5年ぶりの優勝を狙う第1シード「純心」と、ジュニアウインターカップ県予選の準決勝で純心に敗れ、リベンジに燃える第2シードのクラブチーム「NAGASAKI CELESTE FALCONS」の対戦となりました。
第1クオーターを終え、4点リードする純心はキャプテン松尾の活躍でリードを広げます。一方、10点ビハインドのファルコンズは、キャプテンで緑が丘中2年の田口がリバウンドを奪うと、ドライブシュートを決めるなどプレーでもチームを鼓舞。第3クオーターも勢いそのまま、山里中2年の吉田、緑が丘中2年常岡の連続シュートで2点差に迫ると、キャプテン・田口が相手を交わしてゴールを奪い、同点に!さらに常岡のシュートでファルコンズが逆転!一方、純心は、キャプテン松尾がすぐさま奪い返すと、松尾のバスケットカウントの3点プレーで。
第3クオーターを終え、44対42で純心が2点リード。最終第4クオーターでも両チームのキャプテンが中心となり、ポイントを奪い合う、シーソーゲームに。残り10.4秒で点差はわずか1点。逆転勝利を狙うファルコンズに対し、純心は必死のディフェンス。ファルコンズは、純心の守りにシュートを打てず試合終了。
52対51で激戦を制した純心が5年ぶりの優勝です。
【純心2年・松尾沙和主将】「最後みんな気持ちを一つにして勝つことができて嬉しいです。九州大会は優勝という目標を掲げているので、みんなで心を一つにして頭を合わせながら頑張りたいです」
【NAGASAKI CELESTE FALCONS 緑が丘中2年・田口夕奈主将】「リバウンドやルーズボールなど泥臭い部分や気持ちの部分で負けてしまったことが一番悔しいです。自分たちの目標は九州制覇なので、ワンチームになって全員で必死に頑張ります」
クラブチーム同士の対決となった男子決勝は、長崎市の「KOGAKURA VICTORY」と佐世保市の「WAGS・U-15」が対戦。
第2クオーター、11点を追うえんじのユニホーム「WAGS」は、大野中2年の鳴神。中里中2年山道の3ポイントで6点差に。一方、白のユニホーム「KOGAKURA」は、第3クオーターで、苑田のパスから宮﨑がドライブを決める小ヶ倉中同士の連携プレーや鳴北中2年新家の速攻など3連続シュートで再びリードを広げます。
クラブチームとして初めて出場した去年は3位だった「KOGAKURA VICTORY」がそのままリードを保ち、初優勝に輝きました。
【KOGAKURA VICTORY 長崎市立小ヶ倉中2年・苑田知樹主将】「チームみんなで優勝できたのでうれしいです」「自分たちの目標は、ジュニアウインター出場なので、そこに向かって九州大会では絶対優勝できるように頑張ります」
【WAGS・U-15佐世保市立崎辺中2年・山辺暖主将】「2位という悔しい結果になってしまって、チームメイトたちには本当に申し訳ないと思っています」「九州1位目指して頑張ります!」