大村市や諫早市で開催されたバレーボールの全国大会に出場した複数の中学生が、嘔吐や下痢の症状で病院に運ばれました。集団食中毒とみられます。
食中毒の症状が現れたのは、17日から20日まで大村市や諫早市を会場に開かれた全日本中学校バレーボール選手権大会に参加するため、長崎市内の宿泊施設を利用していた県外の中学生14人です。
19日夕方、宿泊施設で夕食を取った後、嘔吐をする生徒が増え、順次、市内の医療機関に救急搬送されました。うち2人が入院しましたが、1人は20日に退院、1人は嘔吐が止まらないとして入院中です。
14人は同じチームの生徒や指導者ら合わせて24人で、15日(金)に長崎市に入り、宿の食事や仕出し弁当など同じものを食べていました。
長崎市保健所は、原因となった食品について「現在調査中」としています。