長崎のお盆の伝統行事「精霊流し」が、15日に行われます。県警は混雑が予想される県内22の区間で交通規制を実施します。
長崎市中心部では、大波止から県警本部前までなど、午後5時から精霊流しが終わるまで車両の通行を禁止します。
長崎電気軌道は午後4時から終電まで、1号系統の新地中華街と崇福寺の間、4号系統の崇福寺ー蛍茶屋間を運休します。路線バスはダイヤの変更が発生します。
県警は花火の取り扱いに注意を呼びかけています。長崎警察署は精霊船の経路数カ所に検問を設置し、打ち上げ花火や飛翔花火、21本以上連結した爆竹などを発見した場合は「一時的な預かり」を行うとしています。
今年、申請が必要な全長2メートル以上の精霊船は14日現在、長崎市で394隻など、県内で699隻が流される見込みです。