県立農業大学校の学生が育てた長崎和牛の販売会が、長崎市でありました。
ゆめタウン夢彩都の精肉コーナーに並んだのは、きめ細やかな霜降りが食欲をそそる「長崎和牛」。県立農業大学校畜産学科2年の学生2人が半年間、毎日丹念に世話をして育ててきました。
試食販売会は、ゆめタウン夢彩都などを展開するイズミが、地産地消を推進しようと、県立農業大学校と協力して実施しました。
客:
「脂も優しくて、くどくなくておいしいです」
県立農業大学校畜産学科2年 川村聖斗さん(19):
「通常の肥育と違って、経産肥育となっているので、赤身肉でとても食べやすいと思うので、より多くの方のもとに届いてほしいと思います」
県立農業大学校畜産学科2年 佐藤聖大さん(19):
「牛がえさを食べない時期などがあったので、そこをどうやって乗り越えるかなどを考えながらこの6カ月間過ごしました」
学生たちは、試食した人に、味やうま味、柔らかさなどについてのアンケートを行い、今後の卒業論文に向けてのプロジェクトに活用します。