大阪市のニッセイ財団は、子どもの健全育成などに取り組む県内10の団体に助成金を贈りました。
日本生命財団=ニッセイ財団は、1979年(昭和54)の設立以降、児童・少年の健全育成を目的に全国で助成を続けています。2007年(平成19)からは、高齢者の支援活動に取り組む団体にも助成を行っています。
今年度、県内からは、剣道を通して児童の健全育成に取り組む西海市の「亀岳少年剣道クラブ」など4団体に合わせて229万円。高齢者の居場所づくりなどを行う長崎市の「ふれあいサロン鶴の尾」など6団体に合わせて30万円が贈られました。
亀岳少年剣道クラブ・松本敏行指導員:
「剣道は見るからにお金かかるスポーツだと思われがちなので助成金を頂いたことで子どもたちのやる気というか全面的に子どもたちが喜んでいる」
ニッセイ財団・松本一郎理事待遇助成事業部長:
「(子どもたちが)心を豊かにし社会性を育んで育ってほしい。指導者や保護者がつながっていくことが地域のにぎわい、活性化につながると思っている」
ニッセイ財団から県内の団体への助成は、今年度分の259万円を含め、累計で1億7062万円となっています。