最新の自動支援技術が体感できます。諫早市に、県内初の試乗体験に特化した日産の店舗がオープンしました。
25日、県内初の「ブランド体験型店舗」として稼働を始めたのは、諫早市栗面町の日産プリンス長崎運動公園店です。
ネットで手軽に情報が手に入る今、高まっているのが「体験ニーズ」。日産が2021年に全国展開を始めた「ブランド体験型店舗」は、購入の検討を始めたばかりの人などに、試乗を通じて最新の先進技術などを体感してもらうことに特化した店舗で、全国28店舗目です。
日産自動車日本マーケティング&セールス/日本アフターセールス執行職 杉本全さん:
「自動車のディーラーでいいますと、どうしても敷居が高くて、なかなか来づらいというお声も頂戴しています。私たちは、セールスをしないブランドクルーという特別なスタッフを配置させていただいて、ブランドクルーによって試乗を気軽にしていただくというのを狙いとしています」
数カ月の研修で、試乗できる8車種の性能に精通したスタッフ「ブランドクルー」は全国で48人。この店舗では2人が認証されました。
試乗プログラム「ハローニッサン」の特長は、体験の濃密さ。
通常の店舗では味わえない1時間以上の長い試乗で、ガソリンエンジンで発電した電力だけで走行するシステムや、最新の運転支援技術を体感できます。
ペーパードライバーの佐藤アナウンサーが試乗させてもらいました。高速道路や自動車専用道路で使えるハンズフリー機能「ProPILOT2.0」は、手元のスイッチでナビ走行を開始すると、ドライバーが設定した速度を上限に、同一車線内でアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で行います。
佐藤綾子アナウンサー:
「手を放していても少し曲がった道でも問題なく88キロで走行できてます」
搭載されたカメラやレーダーのほか、地図データや衛星の情報を駆使していて、前を走る車の速度に応じてシステムが「追い越し」を提案し、スイッチを押すだけで車線変更する機能も備えています。
佐藤アナ:
「やっぱりちょっと運転するの緊張するなとか、特に遠出するのは怖いなとかあるんですけど、少しでもこうしてアシストしてもらえると気が楽になりますよね」
日産プリンス長崎販売 樋上智浩店長:
「せわしいことがなくなって、会話とか音楽とか車の中を移動手段じゃなくて、中で楽しむ感じにしてほしい」
このほか、駐車時にはスイッチ操作だけで必要なすべての操作をシステムが自動で制御し、駐車をサポート。
佐藤アナ:
「私がとっても苦手で嫌いなバックの駐車がこんなに簡単にできるんですね。技術の進歩を実感しました」
試乗は90分から120分のコースがあり、電話で予約を受け付けています。