長崎市は生活困窮世帯などに対する事業を委託する事業者が、35世帯分の個人情報を記載したノートを紛失したと発表しました。
3月上旬、市の生活福祉2課が委託する事業者の職員が生活困窮世帯の氏名や電話番号などを記載したノートを業務のため外部へ持ち出し、翌日、事業所に返却しようとした際、紛失が発覚しました。ノートは現在も発見に至っていませんが、二次被害は報告されていません。市と委託事業者は、個人情報が記載されていた人たちに経緯を説明し、謝罪しました。
生活福祉2課は、「ノートは職員が上司の許可を得て持ち出したが、必要な情報のみロック機能のあるパソコンに入力するなどして持ち出すべきだった」と話しています。
今後、個人情報の慎重な取り扱いと厳正な管理の徹底に努めていくとしています。