大石知事は自身の政治資金を巡る問題について、責任の取り方を今議会中に改めて提案する考えを示しました。
大石知事は3年前(2022年)の知事選挙で、自身の後援会に2000万円を貸し付け、655万円の返済金を受け取った「架空貸し付け」の疑惑が指摘されています。
知事は県政の混乱を招いた責任を明確化するため、県議会6月定例会に自身の8月分の給与126万円を全額カットする条例改正案を提出していました。しかし、議員から減給の期間や度合いについて再考を促す意見が相次ぎ、議案の撤回を請求。7日の本会議で全会一致で撤回が許可されました。
大石知事:
「自分なりに検討を重ねて1カ月100%ということにさせていただきましたけど、それについてご理解を頂けなかったといったことは真摯に受け止めなければいけないと思っています。県議会の皆様方含め、県民の皆様に理解を得られるような内容で提案させていただきたい」
知事は9日(水)に閉会予定の今議会中に再度提案したいとしています。