長崎市の中学校で国連が掲げる持続可能な開発目標、「SDGs」についてカードゲームで学ぶ出前授業がありました。
長崎中学校で行われた出前授業は、生徒たちに「SDGs」に関心を持ってもらい自ら考えて行動するきっかけにしてもらおうと、長崎銀行が開きました。
授業で使う「街ー1」カードは長崎銀行のグループ会社西日本シティ銀行が独自に開発したものです。長崎の観光施設やカステラなどの特産品が描かれていて「SDGs」について発想力が身につくよう工夫されています。
1年生68人はグループに分かれて80種類のカードの中から3枚のカードを組み合わせ、長崎の街を元気にするアイデアを出し合いました。
長崎銀行・融資係中川夕海さん:
「子ども住む長崎をよりよくするためのアイデアを考えていただいて今後みんなが成長してからも長崎のことをしっかり支えていけるような人材に育っていただければいいなと思って」
長崎中1年・伊藤聖那さん:(どんな「SDGs」を実践していますか?)
「普段食べているお米とかパンとかを日頃から残さないよう無駄にしないようにしています」
「街ー1」カードを使った授業が行われるのは県内では初めてで、生徒たちは「SDGs」の取り組みについて理解を深めました。