日銀長崎支店に新しい支店長が着任しました。
3日に発行される新紙幣にも期待を寄せました。1日付で着任したのは伊藤真支店長49歳です。埼玉県出身で、慶應義塾大学を卒業後、1998年に日本銀行に入行。欧州中央銀行への出向や、システム情報局企画役、政策委員会室総務課長などを歴任しました。地方の支店長を務めるのは初めてです。
日銀長崎支店・伊藤真支店長:
「県内各地くまなく足を運ばせていただきまして、各地の企業の経営者の方々と対話を深めてまいりたいと思っています。長崎県経済の発展に少しでも貢献していきたいと感じています」
3日は20年ぶりの新紙幣の発行に携わります。
伊藤真支店長:
「非常にうれしく思っていますというのが、率直な感想です。この20年間の間で培われてきている偽造対策といったような情報セキュリティーを守っていくというところについては、新しい取り組みが加わってますし、使いやすさという意味でも、例えば紙幣に印刷されている数字を大きくするとかハンディーキャップを抱えている人でも使いやすいような対策を組み込んでおりますので、この20年間の技術進歩をうまく取り込めたんじゃないかなと認識しております」
1年間務めた黒住卓司前支店長(50)は本店の調査統計局に異動します。