午前2時半に並んだお客さんもいました。米の高騰が続く中、長崎市のイオンチトセピア店で、備蓄米の販売が行われ、大勢の客が買い求めました。
吉永龍司アナウンサー:
「スーパー開店1時間前です、ご覧ください、国産備蓄米5キロが、1400袋ずらりと並んでいます」
販売したのは、国内で生産された2022年産の古古米、5キロ税込み2138円です。イオンは、政府が管理する備蓄米を随意契約で約2万トンを調達し、県内で初めてチトセピア店で販売しました。
午前9時の開店に合わせ、250人以上の列ができ、店は10分前倒しでオープンしました。
男性客:
「備蓄米、早く売れてしまうかなと思って(並んだ)」
男性客:
「助かりますね、安いけんね。もう今月分はばっちり、大丈夫ですよ」
開店前から並んだ客が続々と備蓄米を受け取りました。
女性客:
「4人家族なんですけど、子どもにはなるべく米を食べさせたいので…。あと2キロから3キロくらいで、なんとか辛抱しつつやってます」
男性客:
「待ちに待ったものなので味噌汁と一緒に食べたい。できればこういうことにならないでほしい」
イオン九州・井上武男長崎営業部長:
「1400袋ではありますが、少しでもお客様にお渡しできるということは、良かったのではないかと思っています。準備が整い次第、我々としても、(九州)7県含めて、販売していきたいと思っていますのでお客様により安定した価格で提供できるように、務めてまいりたい」
備蓄米1400袋は、午後1時半ごろ、完売したということです。
県内のほかの10店舗での販売は未定ですが、決まり次第、各店舗のホームページや店頭の張り紙などで、知らせるとしています。