核兵器廃絶を求める署名を集める高校生たちの活動を写したカレンダーが完成しました。
今年8月、4年ぶりにスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問し、コロナ禍で提出できなかった3年分とその後、集めた署名合わせて62万4939筆の一部と目録を軍縮局に提出した第26代高校生平和大使。
「高校生平和カレンダー」は、東日本大震災の被災地支援や平和教育に活用してもらおうと2012年から毎年発行しています。来年のカレンダーは、4年ぶりの国連訪問やV・ファーレン長崎などスポーツチームとの交流、原爆の日の8月9日、台風接近のため屋内で平和を祈った「人間の鎖」の様子などを掲載しています。
高校生平和大使派遣委員会・平野伸人さん(76):
「毎年同じことを繰り返していくようだが、スキルアップしている。それを記録に残すことは励みになる」
来年1月から再来年3月まで15カ月のカレンダーで、合わせて1万部を被災地や長崎市内の小中学校などに配ります。