長崎を訪れたクルーズ船の乗船客に地元の文化を体験してもらおうと「龍踊」が諏訪神社で特別に披露されました。
3日、長崎港にはクルーズ事業を行う「ジャパネットツーリズム」が主催するラグジュアリークルーズ船「バイキング・エデン」が寄港し、乗船するおよそ400人の観光客が市内を訪問しました。
乗船客らに「また長崎に来たい」と思ってもらえるきっかけになればと企画されたのは、長崎の秋の大祭「長崎くんち」で知られる籠町の「龍踊」です。諏訪神社で特別披露されました。
観客席からは大きな「もってこい」がかかり、盛り上がりを見せました。
秋田からの観光客:
「(龍踊を見たのは)初めてで、すごく良かった。感動した」
群馬からの観光客:
「こういう伝統がある長崎は素晴らしい」
シャッターチャンスの時間も設けられたほか、実際に龍を持つ体験も行われました。
アメリカからの観光客:
「龍の頭はとても重かった」「とても素敵で、この祭りを体験できてとても光栄。これをこの場のみんなと共有できたことはとても文化的で美しく、ここに来られてとても幸せでした」
乗船客らは長崎検番による演舞や変面ショーなども楽しみました。