大村市で開かれたバスケットボール女子決勝リーグ最終戦。4年ぶりの優勝を狙う鎮西学院に、ノーシードながら、トーナメント、決勝リーグと快進撃を見せ初優勝を目指す瓊浦が挑みます。
第1クオーター、紫のユニホームの瓊浦は、吉田が2本のスリーポイントを決めると、第2クオーターでは、吉田を起点に、池崎、祝迫が得点。瓊浦が12点リードで試合を折り返します。
第3クオーターでは、白のユニホームの鎮西が反撃。リバウンドを奪った真浦はそのまま攻め込み、ファールを受けながら自らシュート!バスケットカウントのワンスローも決め、3点プレーを見せます。さらに1年生の原が終了ブザーと同時にスリーポイントを決め、鎮西が第3クオーター終え、同点に追いつきます。
勢いが止まらない鎮西は、古川がパスカット、そして坂井のアシストから西村がシュートを決め逆転。第4クーターだけで20点を奪った鎮西が69対59で逆転勝利し4年ぶり2回目の優勝でインターハイ切符を手にしました。
鎮西学院3年・津田紗帆主将:
「率直にうれしいです。ともにきついことを乗り越えてきた仲間なのできょうは喜びを分かち合って、自分たちは全国で戦えるチームを目指しているので、あしたからは切り替えてがんばりたい」
瓊浦3年・池崎珠乃主将:
「やっと決勝リーグまでこれて、みんな頑張ろうと気持ちになってたし、前半勝ってて、後半相手のオフェンスとかリバウンドとかに流れて逆転されたので自分たちの甘いところが出たし、こんな結果になってめちゃくちゃ悔しいです」
一方男子は、去年と同じカード3連覇を狙う瓊浦と3年ぶりの優勝を目指す長崎工業が対戦し、瓊浦が82対75で優勝。女子優勝の鎮西学院とともに7月、岡山県で行われるインターハイに出場します。