高校スポーツの祭典、第77回県高校総体が開幕しました。9200人以上の高校生アスリートが31日から7日間、熱戦を繰り広げます。
佐世保市体育文化館で開かれた第77回長崎県高等学校総合体育大会の開会式には、86校から約780人が参加しました。熱中症予防などのために初めての屋内開催となりました。
午後2時からのオープニングでは、佐世保西の太鼓部、佐世保南・佐世保北・佐世保西・西海学園・聖和女子・佐世保実業の書道部合わせて、48人が迫力満点の合同パフォーマンスを披露。九州文化の吹奏楽部は、息のあったマーチングを披露。歓迎アトラクションによる華やかな幕開けとなりました。
佐世保地区12校の吹奏楽部の演奏と佐世保商業と佐世保南のバトントワリング部の先導のもと、選手は各校10人を上限に力強く行進し、体育館を一周しました。今年のスローガンは「一歩一投一振 魂込めた一瞬を」。
県内56会場で32競技を行い、88校から9231人の選手がエントリーしています。
「国歌」と「高体連の歌」を独唱するのは、佐世保西2年北村心彩さんと3年山本春人さん。続いて、佐世保北男子空手道部の盛田源生選手が優勝旗を返還しました。歓迎の言葉は佐世保西の生徒会長・大山拓朗さん。
選手宣誓は松浦高校なぎなた部の阿部優亜主将。
「私たち選手一同は、きょうから始まる高校総体に向けて日々練習を積み重ねてきました。『一歩一投一振 魂込めた一瞬を』のスローガンのもと、全力で駆け抜けることを誓います」
県高校総体は31日から競技が始まり、6月6日(金)まで熱戦が繰り広げられます。