異国情緒あふれる聖堂で初夏の和華蘭料理を味わえます。長崎市南山手町のホテルで夏限定のディナーコースの提供が6月1日から始まります。
目で見て「涼」を、食べて爽やかな「初夏」を感じられるディナーコース。築126年の3階建ての洋館「旧マリア園」を改修し、去年12月に開業した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」。
開業後、初めて迎える夏に、かつての聖堂を活用したレストラン「カテドレクラ」で旬の長崎の味覚を味わえる期間限定のディナーコースを提供します。
ホテルインディゴ長崎グラバーストリート・丹羽秀之総支配人:
「コンセプトは和華蘭ですね。日本と中華と西洋のエッセンス、技法を取り入れたフュージョン料理になっています」
コースの前におもてなししてくれるのは、長崎の伝統果実「ゆうこう」を使った「ブルーミラージュ」。ブルーキュラソーで青い夏の海をイメージしたゼリー入りのノンアルコールドリンクです。
佐藤綾子アナウンサー:
「まずはウェルカムドリンクから…。ゆうこうの爽やかさと独特な苦みがとってもすっきりしています」
コースは、フレンチをベースに和華蘭のエッセンスを盛り込んだ6品。前菜は県産のヒラスなどを八方だしのゼリーで閉じ込めた一品です。
佐藤アナ:
「ゼリーは口に入れた瞬間は冷たくてとっても爽やかなんですが、口の中の温度で溶けてお魚と絡むのがとってもおいしいです」
肉料理は国産牛のロースをグリルし、長崎味噌と甜面醤のソースでいただく、まさに和華蘭がハーモニーを奏でる一皿です。
佐藤アナ:
「味噌のコクがお肉の脂とよく合います。日本酒とかビールでもいけそうな気がして、いろんなお酒に合いそうです、おいしい」
佐藤アナ:
「こちらのころんとした器、開けてみると長崎のシメに欠かせないおにぎりが入っています」
焼きおにぎりのアゴだし茶漬けに旬のアナゴの白焼きをトッピングしています。
佐藤アナ:
「だしがきいていてほっとする味です。おにぎりやお茶漬けとさらさらかきこみたくなるおいしさですが、この荘厳な空間だと一口一口をかみしめながら味わいたいですね」
「シグネチャーコースブランシュ」の料金は1人1万2500円(税込み)です。
「ヌン活」にも初夏の味覚を。アフタヌーンティーでは、「ビワ」を使ったコンポートや、連日好評の「ピエール・エルメ・パリ」とのコラボレーションスイーツが味わえます。注目はこちら、長崎名物のハトシをフレンチトースト風に仕上げたオリジナル料理です。
佐藤アナ:
「おもしろーい!エビのすり身の風味が一番最初にくるんですけど、そのあと周りをコーティングしている甘みがきて、甘じょっぱさがすごく新感覚でおもしろいです」
アフタヌーンティーは120分制で1人6700円(税込み)です。
ホテルインディゴ長崎グラバーストリート・丹羽秀之総支配人:
「歴史に思いを馳せながら今の食事を楽しむ、そんなタイムスリップするような感覚もぜひ味わっていただきたい」
ホテルインディゴの夏限定ディナーコース、アフタヌーンティーは、いずれも6月1日(日)から8月31日(日)まで。2日前までの事前予約制です。