修学旅行生が長崎市の伝統文化、「ペーロン」を体験しました。
岡山市立操南中学校・武元温志さん(3年):
「初めてやからめちゃ楽しみです」
体験したのは、岡山市立操南中学校の3年生290人です。
長崎市の牧島町では、「牧島ペーロン保存愛好会」が修学旅行生の体験プログロムを提供しています。愛好会のメンバーから櫂(かい)のこぎ方などを教わったあと、8隻のペーロンに乗り込み、往復約500メートルのコースでクラス対抗のレースに挑みました。
ペーロンは、みんなで息を合わせ、櫂(かい)を漕ぐ一体感が魅力です。生徒らは太鼓の音に合わせ掛け声を出しながら、力強いかいさばきを見せていました。
岡山市立操南中学校・平井見空さん(3年):
「えーとクラスの団結力が楽しめて楽しかったです。(かいをこいでみてどうでしたか)重くて腕が疲れました」
岡山市立操南中学校・溝邉琢仁さん(3年):
「最初乗った時にめちゃ揺れていてバランス感覚が大切で難しかったです」
岡山市立操南中学校・塩江昭彦校長:
「ペーロンはつかの間ですけどこれまで身につけてきたチームワークとかお互いの協調性みたいなものを発揮する場として良いひとつの体験になる」
愛好会は、ペーロンの保存と継承に取り組んでいて今年度は約200校の修学旅行生を受け入れる予定です。