5日はは二十四節気のひとつ『芒種』です。
稲や麦など穀物の種をまく時期といわれています。
長崎市の小学校では児童が田植えを体験しました。
長崎市北部の市立鳴見台小学校では地域の農家から借りた4枚の田んぼで毎年、米作りに取り組んでいます。田んぼは学校から歩いて20分ほどの場所にあり、5年生と6年生、合わせて140人で田植えをしました。苗は自分たちで種籾から育てたものです。
農家や先生に苗の植え方を教わった後、横一列に並び、目安として張られた「田植え綱」の赤い目印に沿って植えていきます。始めは、手つきがぎこちなかった子どもたちも、次第に慣れた様子で体を動かしていました。
5年・乘本紋奈さん:
「小学生なのに、お米作りを経験させてもらってありがたいと思います。自分的にお米農家さんになりたいなという夢があるので大人になったらそういう仕事に就きたい」
みんなのチームワークで今年も立派な田んぼが出来上がりました。
5年・杉本礼乃さん:
「お米作りの大変さを知ってお米が自分たちの力でできたということが分かってうれしい」
植えられた苗は、秋に稲刈りをして家庭科の調理実習などで使うということです。