県のドクターヘリが再び運休することになりました。
4月6日、患者を対馬から福岡の病院に運んでいた民間の医療搬送用ヘリコプターが、壱岐沖で着水・転覆し、3人が死亡した事故で、ヘリの回転翼を制御する「コントロール・ロッド」が折れていたことが判明していました。
国交省は、全国の同型機を保有者に「コントロール・ロッド」とその周辺の部品の点検を指示。県が3日に点検したところ、「コントロール・ロッド」に異常はありませんでしたが、周辺の部品にわずかな変色が見つかったということです。
県は安全に万全を期すためドクターヘリを運休し、航空機メーカーに確認を行っています。
ドクターヘリは、事故翌日の4月7日から運航を休止し、5月2日に再開させたばかりでした。県は、「安全性を確認したうえで運航を再開する」としています。