県はドクターヘリの運航再開を再延期すると発表しました。
6日に壱岐沖で医療搬送用ヘリコプターが不時着水し、3人が死亡した事故を受け、県はドクターヘリの再点検とテストフライト実施のため、事故翌日の7日から運航を休止しています。
当初11日の再開を予定していましたが安全運航に万全を期し、さらに詳細な点検を実施するため、16日まで延期していました。
しかし、天候不良でテストフライトが実施できていないことや、医師・看護師が安心して搭乗できるよう海上運航時に常時着用できる救命胴衣の手配を行うことなどから、さらに運航再開を延期すると発表しました。
運航再開日は準備が整い次第、改めて知らせるとしていて今のところ目途が立たないということです。
休止期間中は佐賀県や県の防災ヘリを運用し、救急医療体制に支障がないよう対応するとしています。休止期間中、県内では佐賀県のドクターヘリで2件県の防災ヘリで1件の救急搬送事案が発生しています。