肺炎などを患い入退院を繰り返していたローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が21日、亡くなりました。88歳でした。
アルゼンチンで生まれたフランシスコ教皇は、初の南米出身・イエズス会出身のローマ教皇です。
2019年11月、ローマ教皇としては38年ぶりに長崎を訪問。原爆落下中心地碑に祈りを捧げ、核兵器廃絶に向けたメッセージを発信しました。
フランシスコ教皇:
「核兵器のない世界が可能であり必要であるという確信をもって、政治をつかさどる指導者の皆さんにお願いします。そして心に刻んでください。核兵器は、今日の国際的または国家の、安全保障への脅威から私たちを守ってくれるものではない」
今後20日以内に、新たな教皇を選ぶということです。