県内で唯一の広域通信制高校「こころ未来高等学校」の新校舎が落成し、記念式典が開かれました。
式には大石知事や地域住民、在校生ら約100人が参加しました。開校10年目を迎えるこころ未来高等学校は、全国の生徒が通信と通学の選択制で学ぶ高校です。
生徒数の増加により、これまでの校舎が手狭になったことなどから新校舎を建設し、配信授業などを充実させます。また元の校舎の場所には、県内在住の生徒限定で通学と通信を組み合わせた「こころ咲良高等学校」も新たに開校しました。
運営する学校法人第二岩永学園の岩永真児理事長は、2校体制に踏み切った理由について「時代の変化に柔軟に対応し、社会の要請に応え続けるため」とし、「新たな挑戦を前向きに受け止め、ともに未来を築いてまいりましょう」と語りました。
現在、こころ未来高等学校には約260人、こころ咲良高等学校には約520人の在校生がいて、4月、両校合わせて約275人の新入生が入学します。