新郎新婦が挙式を挙げたのは何と映画館。新郎の母親が息子夫婦のために特別な挙式をプレゼントしました。
5日、長崎市のTOHOシネマズ長崎で開かれた挙式。人生の門出の日を迎えたのは、新郎の下釜翔豊さん、32歳と新婦の和子さん、33歳です。
2人は2022年11月に入籍しましたが、長男の大河くん(1)を授かり、結婚式を挙げられずにいました。
新郎・下釜翔豊さん(32):
「(結婚式を挙げられて)とてもうれしかったですね。やりたかったんですけど、なかなかタイミングがなかったので、そんな中でのお母さんからのサプライズだったのでとてもうれしかったです」
女手一つで新郎の翔豊さんを育てた母・好子さん(56)。「パークベルズ大村」が企画した、映画館で無料で挙式が挙げられる3組限定の結婚式プランに応募し当選。新郎新婦にサプライズでプレゼントしました。
新郎の母・下釜好子さん(56):
「最高の1日になりました。皆様のおかげで本当に記念に残る1日になりましたし、すごく感激して涙涙」
新婦・和子さん(33):
「結婚式はしないかなと思ってたんですけど、こういうきっかけをつくってくれたので楽しい結婚式が出来てよかったです。健康を第一に考えて毎日おいしいご飯を作りたいなと思ってます」
新郎・下釜翔豊さん(32):
「なんでも言い合えるような家庭、明るい家庭を目指して、2人で協力して頑張っていきたいです」
新郎の母・下釜好子さん(56):
「笑顔があふれるいい家庭を築いていただきたいと思います。かわいい子どもにも恵まれてますので私も幸せいっぱいです」
約80人の参列者に見守られながら、下釜さん家族は、人生の新たな一歩を歩み始めました。