県内多くの公立小中学校で始業式があり、新しい学年での学校生活がスタートしました。
爆心地から600メートル。原爆で児童1300人以上が犠牲となった山里小学校。平和学習を通して「平和」への思いを紡いでいます。
始業式には、新2年生から6年生約460人が出席しました。
田川雄一校長:
「この優しさと思いやりで笑顔がいっぱいの学校、まずは本物の平和な学校をみんなでつくり、それを広げていきたい」
児童代表・新5年生・中村蒼彩さん:
「次はもう高学年なので、先生や友達はもちろん、近所の方やダンボさん(ボランティア)などにも元気よく毎回、挨拶をしたいです」
式のあとの学年最初の学活では、新しい教科書が配られました。
新6年生:
「(Q.春休みの思い出は)ソフトボールの試合でホームランを取ったこと。最後の年なのでしっかり楽しみたい」
新6年生:
「平和のことをたくさん学んで、後世にもつなげていきたい」
9日には新1年生89人が入学します。