長崎市内の公立小中学校で修了式が行われました。
爆心地から500メートルにある城山小学校では宮田幸治校長が各学年の代表に修了証書を手渡し、1年生と5年生の代表が1年間の思い出や来年度の目標を発表しました。
1年生・溝上叶大さん:
「(2年生になったら)掛け算も習うので、九九を早く全部覚えられるように頑張ります」
5年生・塩田優羽奈さん:
「(来年度は)最高学年として責任をもって(1年生の)いいお手本になれるように頑張っていきたいです」
修了式のあと、各クラスで学年最後の学活があり、通知表が配られました。
2年2組・村上梨央さん:
(Q.成績はどうだった?)「Aが少し増えたかなと思います」
2年2組の担任の山田真由教諭(23)は、学活の最後、クラスの思い出を振り返る自作のムービーを流しました。教師1年目で初めて受け持ったクラス、かわいくて仕方がない教え子との別れに涙がこみ上げます。
2年2組・山田真由先生(23):
「(来年度は)違うクラスでも違う先生でも、みんなだったらきっと大丈夫だなと、自信を持って3年生になることが出来るんじゃないかなと思ってます」
春休みは4月7日までの16日間。校庭の平和のシンボル「嘉代子桜」が咲き誇る頃、児童は新たな学年での1年をスタートします。