4月8日のお釈迦様の誕生を祝う「花まつり」を前に、長崎市で大法要が営まれました。
長崎市寺町の延命寺では、お釈迦様をお迎えする慶讃法要が行われ、長崎市仏教連合会の僧侶や鍛冶屋町の慈光保育園の園児ら80人が集まりました。
僧侶が16体の仏像に魂を入れる入魂式のあと、参列者らが甘茶を仏像にかけていきます。お釈迦さまが生まれた時、龍によって清らかな水が灌がれたという故事にならって、誕生を祝います。
子ども(新一年生):「勉強とか分かるようになりたい」
8日(火)は、午前10時ごろから午後3時ごろまで、新地橋広場やゆめタウン夢彩都、城栄商店街など16か所に「花御堂」を設置し、市民らの参詣を受け付けます。
延命寺・堤祐敬住職(61):
「お互いに違いがあるからこそ助け合って響きあって生きているということを改めて感じていただく、そういった命に対する称賛の日でもあってほしいと願っています」
法要のあと、花まつりをPRする「花ぐるま」の出発式が行われました。花ぐるま、「おしゃかさま号」は2日から8日まで毎日、市内を回ります。