来年度の当初予算案などを審議する県議会2月定例会が開会しました。大石知事にとって1期目のラストイヤー。
提案した新年度一般会計当初予算案の総額は、約7347億円と6年連続の7000億円台です。物価高騰対策や新しい長崎県づくりの推進などに関する施策を盛り込みました。
大石知事:
「県民の皆様の生活を豊かにするためにはその基盤となる経済をしっかりと回していくことが何よりも重要であります。令和7年度は長崎県総合計画チェンジ&チャレンジ2025の最終年度にあたり、私にとりましても知事として任期の最終年度となります。本県は大きな変革の時期を迎えております。こうした機会をチャンスと捉え今後の県政のさらなる発展につなげるためにも令和7年度は本計画の総仕上げに向け成果の出ている施策はこれまで以上に伸ばし課題が残っている施策は対策の強化を図ってまいります」
予算案には、新規事業として子どもの居場所づくりや長崎が舞台のアニメ作品の聖地巡礼ツアーなどアニメツーリズムの推進、被爆80年事業として平和の発信のためのシンポジウム開催費用など41件が盛り込まれています。
県議会2月定例会の会期は来月19日までの27日間で、一般質問は28日からです。