小学生が「プラントベースフード」と呼ばれる植物由来の原料を使った商品を開発し、試食会が開かれました。
大豆ミートのハンバーグが入ったお弁当に、野菜たっぷりのタコライス。どちらも「プラントベースフード」を使った小学生考案のメニューです。
プラントベースフードとは、動物性の食材を使わず、植物由来の原材料だけで作る食品のことで環境に配慮した食事として注目されています。
佐世保市の私立九州文化学園小学校では、SDGsの授業の一環として、大豆ミートなどを使った弁当や総菜を開発。大塚食品の出張授業で学んだ児童が、スーパー「エレナ」の協力を得て商品化しました。
メニューを考案したのは、5年生の17人。去年11月から試作を重ねました。商品は「野菜たっぷりタコライス」と「広めようゼロミート弁当」の2種類。大豆ミートのハンバーグやミンチ、おからなどを使用し、味や見た目にもこだわりました。
児童:
「自分たちが考えたとは思えないほどのおいしさでした。老若男女問わずみんなに笑顔で食べてほしい」
完成した商品は、2月17日(月)から2月末まで、長崎と佐賀の「エレナ」と「なかよし村」の全店舗で販売されます。