野菜が高騰しているこの時期に、うれしい話題です。野菜がたっぷり入った弁当の販売がきょうから始まりました。しかも価格は、500円前後です。
野菜たっぷりの「中華あんかけ弁当」498円(税抜き)に…。「お野菜たっぷり国産ミートハンバーグプレート」は、450円(税抜き)!さらに「チキングリルわっぱ」は、何と450円(税抜き)!彩り鮮やかな5種類の弁当が並びました。この「ながさき健味ん弁当」を開発したのは、県と、イオン九州、丸高商事、管理栄養士、大学生らの合同チームです。
県の栄養調査によると、県内の成人の野菜摂取量が年々減少傾向にある一方、食塩の摂取量は多い状態が続いています。「若い世代ほど野菜を食べていない」という危機感から生まれた「健味ん弁当」全5種類は、どれも野菜100グラム以上で、塩分は3グラム未満。主菜や副菜がそろい、栄養バランスが優れています。
気になるお味は?
参加者:
「しっかり塩味は感じて、野菜の味もいっぱい入っているので、おいしく食べられます」
参加者:
「野菜も大きくカットしてあるので、食べ応えがあるような感じです。塩が足りないとは感じないです。おいしく食べられます」
県福祉保健部長・新田惇一さん:
「食塩を使わなくても、だしなどを使いながら味を高めるような工夫をしていただいている。こうやって野菜を摂取していくんだというところを県民の方々が、気付くきっかけになっていく、そんなところも期待したい」
県国保健康増進課・加藤千春係長(管理栄養士):
「1カ月の間に、5種類ぜひ食べていただいてこれくらい野菜を入れれば100g以上になるんだなとか、こういうふうな味付けをすれば、おいしく減塩が出来るんだなとか、そういう工夫をぜひ気付いていただきたい」
弁当の販売は、来月14日(金)までの1カ月限定です。イオン・マックスバリュと、まるたか生鮮市場、フレッシュハウスの県内47店舗で販売しています。また、県内のコンビニ3社でも、「野菜をたくさん食べるコツ」などが書かれた啓発用のポップが設置されます。