長崎ランタンフェスティバルは残りあと3日です。9日は今年の見納めとなる「媽祖行列」が長崎市中心部を練り歩き、「菩薩乗せ」が行われました。
媽祖行列は、江戸時代、唐船の船乗りが長崎に入港した際、航海安全の女神「媽祖」を出港まで唐寺に安置する「菩薩揚げ」と出港の際、再び媽祖を船に乗せる「菩薩乗せ」を、ランタンフェスティバル期間中2回の日曜日にそれぞれ再現するものです。
「菩薩乗せ」は中央公園を出発し、観光通りアーケードや湊公園などを通り、孔子廟へと向かいます。湊公園では媽祖様の守護神「千里眼」と「順風耳」が演武を披露し、多くの観客を魅了しました。
見物客:
「順風耳と千里眼が斧と三叉をバッテンにするところが格好良かった」
見物客:
「もっと媽祖様の歴史とか知りたいです」
湊公園を後にした約140人の一行は多くの見物客に見守られながら孔子廟へ華やかに練り歩きました。
1万5千個のランタンが街を彩る長崎の冬の風物詩、長崎ランタンフェスティバルは12日(水)までです。