11日は媽祖行列の「菩薩揚げ」が演じられました。
「媽祖行列」は江戸時代、長崎に入港した唐船の船乗りが航海安全の女神「媽祖」の像を唐寺に安置する「菩薩揚げ」と出航の際に再び媽祖を船に乗せる「菩薩乗せ」の一連の行事を再現するものです。
媽祖を守る守護神で、千里先の音を聞き分ける「順風耳」や千里先を見渡す「千里眼」による迫力のある演舞も見所のひとつです。
大浦町の孔子廟を出た一行は湊公園や眼鏡橋などで演舞を披露し、多くの市民や観光客に見守られながら賑町の中央公園まで華やかに練り歩きました。
次の日曜18日には、「菩薩乗せ」の行列が中央公園から眼鏡橋、アルコア中通り、ベルナード観光通り、銅座観光通り、湊公園、天后堂、孔子廟までを練り歩きます。