プロが活躍する「ピースタ」で高校生が真剣勝負です。V・ファーレン長崎のU-18と全国大会に出場した長崎総大附属が引退試合を行いました。
長崎スタジアムシティを運営するリージョナルクリエーション長崎がピーススタジアムを「長崎県のサッカーの聖地にしたい」と初めて開催しました。
両チームは去年、Uー18サッカープリンスリーグ九州1部で2試合を戦い、総大附属が1勝、もう一試合は引き分けでした。
両者無得点で迎えた前半10分、V・ファーレンがPKのチャンスを得ます。キッカーは井出。
キーパーの逆を突き、V・ファーレンが先制します。
さらに前半30分、V・ファーレン原がゴール前の大久保へ。大久保が落ち着いて決め、V・ファーレンが追加点を奪います。
その4分後、総大附属が反撃に出ます。土屋がボールを奪うとディフェンスを引き付け、サイドへ。キーパーが体勢を崩したところに松下から坂本。いつもじゃれ合う仲良しコンビのホットラインから総大附属が1点を返します。
さらに前半終了間際、総大附属・阿部がキーパーにプレッシャーをかけ、ボールはキャプテン宇土へ。すると宇土が左足一閃。キャプテン宇土の華麗なミドルシュートが決まり、総大附属が同点に追いつき、試合を振り出しに戻します。
前半はこのまま2対2で折り返します。後半22分、総大附属のキャプテン宇土のコーナーキック。オウンゴールで総大附属が勝ち越します。
後半28分、またも総大附属宇土のコーナーキック。一度クリアされますが、ボールをつなぎゴール前の…坂本!エースストライカーのこの試合2点目のゴールで4対2と突き放します。
試合はこのまま総大附属が勝利し、引退試合を飾りました。MVPに選ばれたのは、背番号10番宇土選手。引退試合を主催したリージョナルクリエーション長崎は、来年度以降、選手権の代表校だけでなく出場校を増やすなどして継続していきたいとしています。