3月開かれる「春の全国中学生ハンドボール大会」の出場を懸けた県新人戦が佐世保市で行われました。「県中学校ハンドボール新人大会」には、中学校や地域クラブから男女各8チームが出場しました。
男子は、4年ぶりに決勝に進んだ時津中と3年ぶりの優勝を目指す日宇中が全国大会出場を懸けて対戦しました。
前半、日宇中は、素早いパス回しで最後は名古屋のシュートで先制点を奪います。日宇中の磯本がボールをスチールすると時津中の古田も負けじとパスカット!そのまま自ら運びゴールを決めます。前半終了間際、時津中は、川口の連続シュートのほか、小竹、南がゴールを決め連続4ポイント!3点リードで前半を折り返します。
後半、追う日宇中は、キャプテンの磯本がフェイントをかけ、ロングシュートを決めると、続いて山本!【佐世保市立日宇中2年・山本悠哩選手】「結構強気のプレーで相手を押していこうと思ってました」中学生からハンドボールを始めた山本の連続シュートで16対16の同点に!追いつかれた時津中は、古田のノールックパスから南!古田と南の息の合った連携プレーでゴールを奪います。【時津中2年・古田一馬選手】「普通に学校生活でも(南選手とは)仲がいいので、信じてパスをしていました」時津中のキャプテン、キーパーの出田も素晴らしい守りを見せます。【時津中2年・出田康晟主将】「キャプテンとしてキーパとして後ろから背中を押していけるように」
互いに譲らず、試合時間残り5分を切って21対21の同点に。日宇中は、得意の速いパス回しで最後は、山口!さらに、山本のアシストで平野がシュートを決め連続ポイント!大事な場面で日宇中のキーパー・本山!【佐世保市立日宇中2年・本山龍虎選手】「もうここは絶対止めるぞと」日宇中が25対23で接戦を制し、3年ぶり5回目の全国大会出場です。
【佐世保市立日宇中2年・本山龍虎選手】「うれしいです」「ここまでこられたのはハンド部みんなのお陰だし、全国大会では10点以上は取らせず止めたいです」
【佐世保市立日宇中2年・山本悠哩選手】「めっちゃ気持ち良かったです」「相手がどれだけ強くても怖気ず自分のプレーを出して点数を重ねたい」
【佐世保市立日宇中2年・磯本飛龍主将】
「めっちゃうれしいです」「フェイントとかもっと入れて、相手をバンバン抜いてチームに貢献していきたいと思います」
【時津中2年・古田一馬選手】
「悔しいです」「出来ることはやりました」
【時津中2年・出田康晟主将】
「春中に行きたかったしここでの思いは絶対に忘れずに、夏の中総体でリベンジして、臥薪嘗胆できるように頑張って鍛えます」
女子決勝は、佐世保市立相浦中と諫早ハンドボールクラブが対戦し、相浦中が22対10で快勝しました。
【佐世保市立相浦中2年・池内玲美主将】
「日頃の練習からしっかり頑張って、みんなで笑顔で試合が出来るように頑張っていきたいです」
優勝した日宇中と相浦中は、3月26日から富山県で行われる「第20回春の全国中学生ハンドボール選手権大会」に出場します。