29日に開幕する「長崎ランタンフェスティバル」で展示される恋愛成就の神様、「月下老人」に結ぶ「赤い糸」と「恋ランタン」の祈願がありました。
長崎市寺町の唐寺「興福寺」の媽祖堂を訪れたのは、長崎国際観光コンベンション協会の職員2人です。今年は「赤い糸」に加えて、去年まで孔子廟で取り扱っていた「恋ランタン」も、浜町で一緒に販売することになり、御利益を授かるよう祈願しました。
長崎国際観光コンベンション協会・古賀典明事業部長:
「今回初めて2つに分かれていた場所を1つ同じ場所でさせていただくが、2つ一緒になることで、より今までよりも御利益がある場所になったら良いなと思って、良い縁につながっていったら良いなと思って祈願した」
興福寺第32代住職・松尾法道住職:
「媽祖は縁結びの一番の神様であり、そして月下老人という2人の神様の強力な力で、赤い糸を結ばれる方々の良縁を願い、きょうは御祈祷致しました」
「月下老人」は中国の縁結びの神様で、期間中、ベルナード観光通りに設置されます。去年、長崎を舞台にしたドラマに登場し、反響があった「恋ランタン」も、同じ場所で取り扱います。
吉永龍司キャスター:
「こちらが、縁結びの神様、月下老人の赤い糸です、中を開けると、2本の赤い糸が入っています。1本はこちらに結びつけ、もう1本は自分でお守り代わりで持っておくと、良縁に恵まれるそうです」
「赤い糸」は1つ100円で、「恋ランタン」は、1つ1000円です。協会によりますと、去年は「赤い糸」が約5500個、「恋ランタン」は、約2700個を販売したということです。
結ばれた赤い糸と、恋ランタンは、ランタンフェスティバル最終日、2月12日(水)に、興福寺でお焚き上げされます。